2026年8月28日(金)・29日(土)立教大学 池袋キャンパス

大会テーマ「可視化する力」
私が副会長・プログラム委員長を務める学会「企業と社会フォーラム(JFBS)」では、2026年8月28日(金)・29日(土)の2日間、立教大学池袋キャンパスにて第15回年次大会を開催します。
今回のテーマは、「可視化する力(Making Impact Visible)」です。
サステナビリティへの取り組みが企業経営に欠かせないものとなる一方で、「その活動は、社会や環境にどのような変化を生み出しているのか」「生み出された価値を、どのように測り、伝えるのか」が、改めて問われています。
ただし、企業や組織が生み出す価値のすべてを、数値で表せるわけではありません。感情や信頼、文化、倫理など、測ることが難しくても大切な価値があります。
本大会では、測定やデータによる客観的な評価と、背景や意味を伝えるナラティブの双方から、企業と社会にとっての価値をどのように捉え、経営や社会の変化につなげていくかを議論します。
多彩なセッションを開催
基調講演には、企業の社会的責任やサステナビリティ研究の第一人者である、コペンハーゲン・ビジネス・スクールのJeremy Moon教授をお迎えします。
このほか、次のようなテーマを取り上げます。
- インパクト評価の制度化と企業行動
- ディープテック・スタートアップの社会的インパクト
- サステナビリティ開示とSSBJなどの制度動向
- AIを活用したESGデータ収集・開示と「マシーンウォッシング」
- 数値だけでは表せない企業価値の伝え方
- B Corp、インパクト投資、ソーシャル・イノベーションなどに関する研究報告
私は、8月29日(土)午前のブレイクアウトセッション
「サステナビリティ開示の最前線:制度と社会の動向」
の司会を務めます。
本セッションでは、公認会計士、企業の開示責任者、統合報告・サステナビリティ開示の支援者を迎え、ISSB・SSBJなどによる制度化が進む中で、企業が形式的な対応やグリーンウォッシュに陥らず、本質的な情報開示を行うために何が必要かを議論します。
大会の最後には、各セッションの議論を振り返るラップアップセッションにも登壇します。
また、学生の皆さんを対象に、企業やプロフェッショナルサービスファームで働く実務家と交流する
「サステナビリティと働きがいを語るランチ会」
も企画しています。
研究者だけでなく、企業、行政、NPO・NGO、学生など、サステナビリティや企業と社会の関係に関心のある方であれば、学会員以外の方も参加できます。
全セッションでは、リアルタイム多言語対応AI通訳「POCKETALK Sentio」の導入も予定しています。
企業のサステナビリティ活動を、単に「実施した取り組み」として終わらせず、どのような価値や変化を生み出したのかを捉え、次の経営や実践につなげる。そのための「可視化する力」について、研究者と実務家が一緒に考える2日間です。
皆さまのご参加をお待ちしています。








